
みなさん、お久しぶりです。
なかなか更新ができておらず、すみません。
『読書の秋』としてスタートした特集も、もうすっかり冬・・・。毎日毎日寒いですね。
なんと年も越して2012年になりました!
それでも引き続き、小説特集をしていきたいと思いますので、みなさんぜひ見てください!
『冬もおうちでゆっくり読書』 にタイトルを変え、リスタートです♪
さて、今回紹介する作家さんは・・・瀬名 秀明さんです。出身は静岡ですが、大学は東北大学で、そのあとも宮城で教授になったりと、仙台にはゆかりある作家さんなのですよ☆*。

◆新たなる人類創世をもくろむミトコンドリアの反乱 日本ホラー小説大賞初の大賞受賞作
パラサイト・イヴ 1995年刊行
【あらすじ】
大学の薬学部でミトコンドリアを研究する永島利明は、突然の悲報にショックを受ける。
最愛の妻、聖美が車の自損事故を起こして脳死状態になったのだ。
生前ドナー登録していた聖美の腎臓は14歳の少女へ移植されるという。複雑な想いに苛まれる利明に天啓が下る。
聖美を生かし続ける方法がある。
聖美の肝臓を手に入れた利明は、肝細胞に「Eve1」と名付けて培養を始める。Eve1のミトコンドリアが秘める驚異的な能力は、科学の常識を根底から覆すはずだ。利明は愛情を持って細胞に語りかけ、熱心に研究を進めていく。
一連の出来事がうまく運んでいることにミトコンドリアは満足していた。私のことを真に理解するトシアキと結ばれる。産まれてくる子供は究極の人類として地上を治めるだろう。十数億年をかけた宿願がいよいよ果たされるのだ。
聖美の姿をもって利明と交わったEve1の次の目標は、受精した卵子を腎臓移植者の少女へ植え付けること。Eve1の企みを阻むべく利明は病院へ急行する。
【ひとこと】
瀬名秀明 さんの処女作にして、第2回日本ホラー小説大賞受賞作です。
小説家って文系というイメージですが、瀬名さんは東北大学薬学部を卒業した理系作家です。
薬学と医療の専門用語をふんだんに取り入れているにも関わらず、
状況を喚起させ、前へ前へと読者に読ませる文章は素晴らしいです。
理系が苦手・・・という方も楽しんで読める小説なので、みなさん是非読んでみてくださいね!
【映画化もされました】
パラサイト・イヴ 1996年公開 120分
テレビドラマの演出で知られる落合正幸が映画化。
主演は三上博史・葉月里緒菜で、SMAPの稲垣吾郎も出演。
映画化に際しては、暗く古風な印象の病院に隠されたハイテク警備システムによって聖美に擬態したEve1を追いつめる場面や、愛がミトコンドリアの計略を超えたことを匂わせる演出が追加され、科学的な解説が多い原作に比べ視覚的に理解しやすい作品となっている。
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◆第19回(1998年) 日本SF大賞受賞

BRAIN VALLEY 1997年刊行
【あらすじ】
主人公の脳科学者孝岡護弘はある神経伝達物質の受容体(レセプター)を特定したため「ブレインテック」という研究所に主任部長として招待される。ブレインテックは山の谷間に位置していたためシリコンヴァレーにちなんで「ブレインヴァレー」と呼ばれていた。この研究所はなぜか辺鄙な船笠村に充実した設備を構えていて、所長の北川嘉朗はあまりにも掴み所がなく、「向こう側」という意味不明の言葉に孝岡は引っかかりを覚えるが…? そして「オメガ・プロジェクト」とは…?
人類の根元を司る「脳」に最先端の科学理論で迫り、オカルト現象をはじめ様々な謎を解き明かす究極のサイエンス・フィクション、待望の第2弾!!
【ひとこと】
瀬名秀明 さんの2作目、第19回日本SF大賞を受賞した作品です!。
こちらもパラサイト・イヴ同様、最新科学の研究成果をふんだんに盛り込んだバイオホラー作品になっています。
デビュー作であるパラサイト・イブにも負けないほど、最新の先端科学技術を背景とした知識と論理が詰め込まれており、神に対する信仰をめぐる壮大なテーマが展開されます!
パラサイト・イヴに魅了された方、是非このBRAIN VALLEYも合わせて読んでみてください!
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みなさん、瀬名さんの本、読みたくなりました??
外に出たくないような寒い日には、おうちでまったり小説を読んで過ごすのも悪くないですよね☆
この記事を読んで、小説を読んでみた方・既に読んでいて瀬名さんのファンの方、
小説の感想をどしどしコメント欄に書いてくださいね☆








